柴田竹虎
柴田竹虎(しばた たけとら) :ドラマ出演者 小池徹平
主人公シバトラ。22歳。
高円寺警察署生活安全課少年係。警察官にもかかわらず、町でカツアゲに遭ったり他の警官に補導されるほどの童顔で、ヒゲも生えず、私服だとほぼ確実に中学生に間違われる(背の高い小学生で通用するとまで言われたほど)。
シバトラはのころはいじめられっ子だった。現在は剣道の達人で全日本大会の最年少王者。非行少年の更生を心から信じている。またその童顔から婦警全員のアイドルとして可愛がられている。
ずっと刑事に憧れており、生活安全課少年係への配属を望んでいた。その折に宝生美月の事件を解決に導いた功績で千葉さくらに引き抜かれ、生活安全課の所属となる。
過去に臨死体験をしてから、人を死の世界へ引き込む"死神の手"が"視える"という特殊能力を持った。
また、それとは別に"無敵の武器"なるものを持つが詳細は謎。
なぜかネコやウサギなどの小動物には異様に好かれる。
宝生美月
宝生美月(ほうしょう みづき) :ドラマ出演者 大後寿々花
元女子高生。小次郎(藤木直人)のショップでの万引きで捕まったのを機に、シバトラ(小池徹平)らと知り合いになる。
当初は補導されたことを逆恨みしてシバトラ(小池徹平)に数多くの嫌がらせをするが、次第に打ち解ける。
家庭内では、小学校時代に母親が男をつくって家を出て行ってしまった。元暴力団の父親に虐待されつづけており、高校も父親の素行の悪さが原因で退学することになった。それでも男手一つで自分を育ててくれた父を慕い、殺人の罪をかぶってまで、その更生を願っていた。そして父が再度覚醒剤に手を出した際には父親を殺して自分も死のうとしたものの竹虎に止められる。
父が逮捕された後はシバトラの住まいに転がり込んでおり、一緒に暮らしている。シバトラの弁当なども作っているが、料理はかなり下手のようである。自称「トラちゃんの奥さん」。ヤキモチ焼きで、シバトラが他の女の子と仲良くしているとすぐに嫉妬する。
特技は似顔絵。また演技力にも定評があるほか、人の嘘を見抜くのも得意。
藤木小次郎
藤木小次郎(ふじき こじろう) :ドラマ出演者 藤木小次郎(ふじき こじろう)
かつて"杉並最悪"と言われた"ヘルター・スケルター"の元リーダー。今は古着屋ショップの店長。シバトラの良き相談相手であり、一声で100人以上を集める程の人脈を持っており、シバトラの事件解決に大きく貢献している。
シバトラ(小池徹平)とは中学生時代からの親友。シバトラに救ってもらったことがあり、またシバトラの秘密の能力を知っている。
鮎川環
鮎川環(あゆかわ たまき) :ドラマ出演者 南明奈
生活安全課少年係に所属。
当初は交通管理課所属だったが、後に希望だった少年係に転属する。シバトラ(小池徹平)に少し好意もあるようで、なにかとちょっかいを出したり、シバトラを気づかって明るく話しかけたりする。
千葉さくら
千葉さくら(ちばさくら):ドラマ出演者 真矢みき
生活安全課少年係係長。宝生美月(大後寿々花)の事件解決に貢献したシバトラ(小池徹平)に注目し、少年係に引き抜くが、彼の仕事には期待と不安が入り混じっており、評価は未だ定まっていない様子。
ややキツい物腰からか他の女性署員たちからはあまり評判が良くないらしく、名前をもじって「ウバザクラ」と陰口を言われている(本人は気付いてない様子)。
新庄徹
新庄徹(しんじょう とおる):ドラマ出演者 宮川大輔
少年係刑事。おかっぱ頭に眼鏡が特徴。シバトラの指導係だが、甘いシバトラのことを嫌っている。しかしシバトラのやり方を認めているところもある。
新庄(宮川大輔)の実家は、父親が早くに亡くなり母親が個人商店を経営していたが、万引きに泣かされていた。
町田リカ
町田リカ(まちだ りか) :ドラマ出演者 末永遥
高円寺第八中学校の3年B組の生徒。自称、"リカちゃん人形のリカちゃん"。
転校生としてやってきたシバトラに好意を抱いている。
シンナー常用者で、そのため歯が溶けてボロボロになっている。舌っ足らずな喋り方が特徴。実践空手を習得しており、並の男よりも強い。過去に母の愛人から性的虐待を受け、母は男に逃げられたくない思いからその行為を黙認し、娘を犠牲にしていた。
その後、武良と同じ高校に進学。覚醒剤を使用しており、暴力団の斡旋業に利用されていた。その後、暴力団に竹虎とともに拉致されるも無事生還。一時入院した後高円寺署に自首した。